自動車重量税の還付金があるのはどんな時?

公開日:  最終更新日:2016/05/21

自動車重量税の還付金があるのはどんな時なのでしょうか?

 

それは車を廃車にした時になります。

 

しかも廃車には「一時抹消」と「永久抹消」があり、このうちの「永久抹消」でないと自動車重量税の還付金を受け取ることができません。

 

自動車税については一時抹消でも受け取ることができますので、混同しないようにしてください。

 

永久抹消された車はその後解体されることに決まっています。

 

解体が終わった後は15日以内に手続きを済ませることで永久抹消は完了するのですが、この時還付金がある場合は一緒にその手続きをしなければいけません。

 

これを忘れると還付金は受け取ることができなくなるので注意してください。

 

煩わしい作業はやってもらう

 

自動車重量税の還付金を受け取る手続きが面倒な場合は業者に依頼しましょう。

 

業者と言ってもそれ専用のではなく、買取や廃車を依頼した業者にです。

 

おそらく永久抹消することにした車は買取業者かあるいは解体業者に車を売却していると思います。

 

売却したついでに必要な手続きを全て行ってもらうことができるので、還付金がある場合はしっかりと話をしておきましょう。

 

業者によっては還付金が出ることを知っていても黙ったまま作業を進めてしまい、知らず知らずのうちに委託状にサインさせられて還付金をかすめ取られたということにもなりかねません。

 

実際にそのような買取業者などはよくあるようなので、もし条件が当てはまるようなら契約内容をよく見て還付金についての話をしっかりと聞いておきましょう。

 

もし買取業者が不安なら解体業者に売却すると確実に還付金に関する情報を教えてくれてきちんと返金してくれます。

 

自動車重量税の還付金がないパターン

 

車を永久抹消すれば必ずしも還付金が入ってくるわけではありません。

 

そもそも自動車重量税は車検の有効期間分を一括で支払う仕組みになっています。

 

つまり車検残りがない状態で永久抹消しても還付金は帰ってこないのです。

 

還付金は月割で計算されるため、1ヶ月を切った時点から還付金は発生しなくなります。

 

残り27日とかでも還付金を受け取ることができなくなるのでできれば残り月のきりが良い時に解体に出してしまいましょう。

 

以上が自動車重量税の還付金に関する情報になります。

 

業者によっては本当にかすめ取ってしまう業者もあるので、還付金がほしい場合はきちんと契約内容を確認して自分から業者に話を持ちかけるようにしてください。

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