メルセデス・ベンツS550ロングの買取価格と査定相場を徹底的に調べてみました。

ベンツS550ロングは2006年にベンツS500ロングがクラスチェンジして追加されたモデルになります。

2013年にフルモデルチェンジを行った際も継続して販売されており、「S550ロング」をベースに、リアセーフティーパッケージ、ショーファーパッケージ、AMGスポーツパッケージなどを装備した特別仕様車「S550ロング エディション1」も280台限定で販売されました。

買取では当然2013年以降のモデルに高値が付きやすくなっており、それ以前のモデルには厳しい査定が付くことも珍しくありません。

メルセデス・ベンツSクラスの中古車市場における価格推移は以下のようになっています。

カーセンサーより引用

上図はSクラス全体の平均価格を表したものであるため、S550ロングの平均よりも少し低くなっていると思われます。

S550ロングはグレードによる価格差はあまりありませんが、特別限定仕様車であるS550ロング プレミアムスポーツなどには高値が付きやすいでしょう。

新車時の価格で1600万円ぐらいするため、年式が新しく状態のいいものは1000万円以上の値が付くこともあると思います。

実際にメルセデス・ベンツS550ロングの査定を行った方の買取価格を見てみましょう。

やはりフルモデルチェンジを行った2013年を境に価格が大きく上下していますね。

2014年以降のモデルなら1000万円以上の値が付くこともあるようです。2013年式なら800万円前後が相場と言えそうです。

一方、2012年式は300万円台、2011年式は200万円台と査定がかなり厳しくなっているのがわかります。

走行距離が短ければ100万円から200万円ぐらいはプラスされるかもしれませんが、それでも500万円ぐらいが限界だと思われます。

ベンツに乗っている方は2，3年で乗り換える方も多く、フルモデルチェンジとなると多くの方が新車に乗り換えるようなので、旧型はどうしても価格が下がってしまいます。

旧型に関しては今後も値が下がり続けると思われるので、2013以前のモデルに乗っている方は早めに売却することをおすすめします。

新型に乗っている方はまだ高水準を維持していますが、ちょっとしたきっかけで価格は落ち込むこともあるので市場の動きに十分注意しておいた方がよさそうです。