メルセデス・ベンツSL500の買取価格と実際の査定例についてお伝えしていきたいと思います。

ベンツSL500は1994年から2006年まで販売されていた車で、2006年以降はSL550にクラスチェンジしています。

2001年にはフルモデルチェンジを行っているため買取ではその年以降のモデルに高値が付きやすくなっていますが、生産終了から10年は経過しているためそこまでの値段は期待できないでしょう。

メルセデス・ベンツSLクラスの中古車市場における価格推移は以下のようになっています。

カーセンサーより引用

上図はSLクラス全体の平均価格となっていますが、SL500の平均価格はこれよりも低くなっていると思われます。

新車時の価格が1300万円ぐらいするのですが、もっとも年式が新しいものでも10年経過しているので価値としては1割から2割ぐらいになっていると思われます。

SL500は販売当初は5速ATでしたが、2003年11月に7速化したのでこのあたりも査定に関係してくるかもしれませんね。

実際にメルセデス・ベンツSL500の査定を行った方の買取価格を見てみましょう。

2005年式で走行距離が短いものがなんとか260万円の値が付いていますが、それ以外はかなり査定が厳しくなっていますね。

やはり新車時の価格の1割から2割が相場となるようです。ただどんなに状態が悪くても値段が付かないということはなさそうです。

15万キロ走っていても60万円の値が付いているので、新車時の価格を考えるとかなり安くなっていますが、値段が付くだけまだましだと思いましょう。

すでに生産が終了しているため今後も価値は下がっていくと思われますので、売却を検討されている方は早めに行うことをおすすめします。