メルセデス・ベンツS500の買取価格と査定相場を徹底的に調べてみました。

ベンツS500は1994年に500SE/SELが名称変更されS500/S500Lとなったもので、2006年にS550にクラスチェンジするまで販売されていた車になります。

新車時の価格は他のSクラスの物と同じぐらいなのですが、いかんせん販売終了してから年数がたっているため買取では高値が付きにくくなっています。

メルセデス・ベンツSクラスの中古車市場における価格推移は以下のようになっています。

カーセンサーより引用

上図はSクラス全体の平均価格を表したものなので、10年も前に生産終了となったS500の平均価格はもっと低いと思われます。

S500を関する車はS500LやS500ロングなどがありますが、この中では後発車であるS500ロングに高値が付きやすいでしょう。

実際にメルセデス・ベンツS500の査定を行った方の買取価格を見てみましょう。

やはり買取ではS500ロングに高値が付きやすくなっていますね。とはいっても年数もある程度重なっているためよくても200万円前後となっています。

S500やS500Lに関しては査定がかなり厳しくなっていますね。

走行距離が長いものはかなり査定が厳しくなるようですが、走行距離が短くても価格が下がっているものもあるので、走行距離以外にもメンテナンスなどによって価格が大きく上下するのでしょう。

全体的にみると買取価格の相場は100万円前後であると言えるでしょう。

走行距離が年式相応（1年で1万キロ）かそれ以下なら高値が付くこともあるので、S500に乗っている方は走行距離を調べてみてください。

これから大きく価格が変動することはないと思われますが、それでも年数を重ねるごとに価値は下がっていくので、売却を検討されているのなら少しでも早い方がいいでしょう。

新車を買う予定がないのなら買取業者に依頼した方が高値が付きやすいので、複数の業者に査定を依頼してみてください。