車の査定で板金塗装歴があると評価が下がる?
車の査定で板金塗装歴があると評価が下がるのか気になっている方は多いと思います。
そもそも査定士が板金塗装を見抜けるかどうかという疑問もあると思いますが、調べてみたところだいたいの板金塗装は見破れるようです。
経験の浅い査定士だとわからないこともあるようですが、査定を受ける場合は板金塗装が見破られるという前提で行った方がいいでしょう。
板金塗装が施してある場合、その程度にもよりますが若干のマイナス評価は受けるもののそこまで大きな減額はないと思われます。
例えば小さな範囲の板金塗装ではだいたい30点から50点程度の減点であると言われています。
1点=1000円と決められているため金額に直すと3万円から5万円の減額だということになりますが、実際にはそこまで減額されることはありません。
これは板金が必要な時にだされる評価なのですが、実際には1万円以下のマイナスで済むことが多いようです。
また自分ですでに板金塗装済みである場合は5000円以下のマイナスになることも多く、中には全くマイナスにならないこともあるようです。
その辺の違いは板金塗装の出来によって左右されるようです。
ポイントとなるのは今現在の色の違いとその塗装が何年もつかということです。今は見分けがつかなくても1年後には変色したということがよくあるからです。
そのため板金塗装を依頼する際は腕のいい職人に依頼しないと後々影響を受けることになります。
ちなみに板金塗装をした車を修復歴ありと思う方もいるようですが、板金塗装を施したぐらいでは修復歴ありにはなりません。
修復歴がついてしまうのは具体的に以下の9つの部位を修理した場合になります。
(1) フレーム(サイドメンバー)、(2) クロスメンバー、(3) インサイドパネル、(4) ピラー、(5) ダッシュパネル、(6) ルーフパネル、(7) フロア、(8) トランクフロア、(9) ラジエータコアサポート
なお板金塗装を施している場合は査定士に黙っていても結局ばれてしまうことがほとんどなので、査定が行われる前に自己申告しておいた方がいい印象を与えることになります。
査定士も人間ですのでいい印象を持った方には査定が甘くなることがあるので、少しでも高く査定してもらう確率を上げるために、不利だと思われる情報だとしても事前に伝えておきましょう。
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