車の買取と下取りの違いとメリット・デメリット

公開日:  最終更新日:2016/07/19

車の買取と下取りの違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

 

買取について

 

買取とは中古車買い取り業者に乗っている車を買取ってもらうことを言います。

 

少し前までは車は下取りをするのが当たり前でした。

 

しかしインターネットが普及し中古車買取業者がいろいろな販路を切り開いてきたため、買取業者が積極的に車を買取ってくれるようになりました。

 

宣伝の効果もあり買取業者は認知度をまし、現在では多くの人が下取りよりも買取を利用するようになっています。

 

その最大の理由が買取価格にあります。

 

買取業者では中古車業者間のオークション相場を基にして価格を決定しており、装備やオプションなどもプラス査定の要因になります。

 

そのため下取りよりも高く買取ってもられることがあるのです。

 

ただ買取りにもデメリットはあります。

 

それは相場変動に敏感なためいつ売るかで価格が大きく変わってくるということです。

 

中には半年で30万円も変動したという車もあるので、売る時期には注意が必要です。

 

下取りについて

 

下取りとは車を買い替える際に今乗っている車をいくらかで引き取ってもらい、その資金を新車購入に充てることを言います。

 

下取りでは各社が用意している下取り基本価格を基に、本体の状態などを見て減額していきます。

 

残念ながら下取りでは装備やオプションがあまりプラスに評価されません。

 

また基本的に車を売る側の業者なので買取業者に比べると金額が低くなってしまいます。

 

とはいっても下取りでは買取よりも手間がかからないというメリットもあります。

 

新車購入と同時に車を引き渡せるので代車を用意しなくてもいいのもメリットの一つですね。

 

現在でも多くの方が下取りを行っていますが、買取とどちらが良いかは人それぞれになります。

 

とはいっても買取の方が高値が付く可能性が高いのは事実です。

 

買取と下取りの価格の違い

 

では実際にどれくらいの価格の差が出るのでしょうか?

 

楽天に興味深いデータがありましたので引用してみました。

 

メーカー
車種
年式 成約会社 買取査定売却額(円) 下取査定提示額(円) 差額(円)
ホンダ
ステップワゴン
2006年 カーチス 751,000 700,000 +51,000
ホンダ
オデッセイ
2006年 カーチス 650,000 650,000 +0
日産
キューブ
2002年 ビッグモーター 70,000 43,000 +27,000
スズキ
ワゴンR
2007年 ビッグモーター 335,000 300,000 +35,000
ホンダ
フリード
2011年 ビッグモーター 1,300,000 1,140,000 +160,000
トヨタ
ノア
2012年 カーチス 1,810,000 1,770,000 +40,000
日産
キューブ
2000年 カーセブン 20,000 0 +20,000
スズキ
ワゴンR
2001年 カーセブン 80,000 50,000 +30,000
トヨタ
スパシオ
1998年 ハナテン 47,200 30,000 +17,200
マツダ
フェスティバミニワゴン
2000年 アップル 10,000 0 +10,000

楽天(オート)より引用

 

これはほんの一部のデータですが、全てのデータを総合すると買取の方が約10万円ほど高値が付いていたようです。

 

買取の方が高いとはよく聞きますが、こうして実際に数字にしてもらえると違いが非常にわかりやすいですね。

 

以上のように買取と下取りには大きな違いがあります。

 

買取にも下取りにもそれぞれメリットとデメリットがありますので自分に合っているのがどちらなのかをよく考えて車の売却を行いましょう。

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